FP3級に合格したのは2025年12月。
試験勉強中は「これ、実生活で絶対使えるな」と感じる場面が何度もありました。
でも、いざ日常生活となると、目の前のひとつひとつに一生懸命で、保険を見直したり、資産を動かしたり、
「どうしよう?」「これはどうなんだろう?」と、
頭をフル回転するばかり。
次から次に、あれやこれやと、「あ、これってFP3級で勉強したなー」なんて気がつくこともなく考え、答えを探してきました。
この記事でわかること
- FP3級の知識は「意識して使う」ものではなかった
- 気づけば判断の根拠になっていた、5つの実体験
- 「役に立つか」より「自分の言葉になるか」が資格の価値だと思う理由
- 自分の中に「お金のアンテナ」が立っているかどうかのセルフチェック方法
知識は、自分の中に確実に溶け込んでいる
医療保険を解約した
「大病になっても現金で賄えるから、もう要らない」
そう結論を出して、医療保険を解約しました。
日本には、医療費が一定額を超えたときに戻ってくる公的保険制度があり、療養の備えとしては、すでに毎月の給与から支払いを行っています。
もしも病気になったときのために、医療費の年間支払上限額以上は、現金で残しておこう。そうすれば、給与天引の金額に上乗せをする必要がない。
——そう考えて、決断しました。
これは、FP3級に登場する公的医療保険と民間保険の組み合わせ方の話です。
「FPとして判断しよう」なんて1ミリも思わずに、知識が思考に活かされていたんですね。
はじめて源泉徴収票をちゃんと読めた
FP3級に合格後、初めての年末調整。
私は、一時所得(保険の返戻金)や株の売却益(特定口座)などを申告するため、人生で初めて、源泉徴収票をちゃんと読みました。
扱い慣れない言葉を、ひとつひとつAIに質問していたとき、「これ全部、どこかで見たことがある」と思い当たりました。
それは、FP3級のタックスプランニングと金融資産運用の分野でした。勉強中は「試験に出る話」だったものが、実務に活かされ、「自分の話」として受け止められるようになりました。
年金の受給開始時期を、自分でシミュレーション
FP3級を勉強する前から、年金の「繰り上げ受給」「繰り下げ受給」という選択肢について、テレビ番組や親戚の伯母たちの話から知っていました。
Financial Teacherというライフプランツールや、ねんきんネットで、受給開始時期の違いによる受給総額の差をシミュレーションして、「何歳から年金をもらい始めるか」を考えたことがあります。
早くもらい始めると月々の額は減り、遅らせると増える。
自分で学び、考えたからこそ、自分の生活設計と照らし合わせながら、以前より身近に感じられるようになったのだと思います。
固定資産税のニュースが「自分ごと」になった
固定資産税が上がる、というニュースを見たとき。
アナウンサーが、評価額と税額の割合、土地の価格上昇との関係を、早口で説明していました。
以前の私なら、聞き流すか、「また税金上がるのかー」と、ぼんやりとした不満を感じていたでしょう。
でも、「評価額が上がれば税額も上がる」という仕組みの話に、ついていけている自分がいたんです。
FP3級のタックスプランニングと不動産の分野で見た話が、ニュースの中の数字と結びついていました。
税務署の「お尋ね」の意味が、初めてわかった
「7月は税務署から『お尋ね』が届く時期」というニュースを見ました。
フリマアプリの売上も、不用品の処分ならほとんど問題にならないけれど、副業としての利益なら納税義務が生まれる。「お尋ね」に応じないままでいると、税務調査に発展することがあるそうです。
そんな話も、一時所得や株の配当を自分で申告し、納税まで経験した私は、すんなりと理解していました。
そして、「自分ならどう対応するか」を考えられる話に変わっていたんです。
知識があると、アンテナが立つ?
「あれ、これ関係あるかも」「自分だったらどうなるんだろう」知識は、ふとした場面でアンテナとして働くのだなと感じます。
「自分には関係ない話」に聞こえるうちは、まだアンテナが立っていないかも知れません。
反対に、「これ、自分の場合はどうなるんだろう」と考えられたら、学んだことが判断の土台に変わり始めています。
これを読んでくださっているあなたはどうでしょう。
あなたの知識のアンテナが反応するか、それぞれの記事で確かめてみてください。
- 給与明細の控除欄を見て、「これ、何のためだっけ」と思ったら
→ 給与明細、ちゃんと読めていますか? - 「自分は確定申告が必要なのかな」と迷ったら
→ 会社員が初めて確定申告をした話 - 親の年金額が、ふと気になったら
→ 親の年金額、把握していますか? - この保険、このまま続けていいのかなと立ち止まったら
→ 親が「忘れていた生命保険」で約390万円 - 確定拠出年金(DC・iDeCo)の配分画面を、久しぶりに開いたら
→ 確定拠出年金の配分がわからない!きょうだいからのSOS
FP3級についてよくある質問
Q:FP3級は40代から取っても意味がありますか?
あると思います。むしろ40代は「使える場面がリアルにある」ぶん、学びが直結しやすい年代だと感じます。
老後資金・保険の見直し・相続——どれも40代から意識し始めるテーマです。
知識が「教科書の中の話」にならず、すぐ日常の判断と結びつきます。
Q:FP3級の知識は、実生活で本当に役立ちますか?
「役立てようと意識して使う」というより、「気づいたら使っていた」という感覚が近いです。
一通り知識を入れておくと、何かを判断するときの”視点”が変わります。
自分が何を根拠に決断しているのかが、少し見えるようになります。
Q:FP2級との違いは何ですか?まず3級から取るべきですか?
3級は「6分野のお金の知識を一通り知る」ための試験で、2級はその深掘り版です。
まず3級で全体図をつかんでから、必要を感じたら2級を目指すのがおすすめです。
まとめ
「FP3級は意味ありましたか?」ときかれたなら、
私は自信をもって「あるよ!」と答えます。
FP3級を取得すると、お金に関するあらゆる判断が、自分のなかで根拠をもったものになります。
知識が「道具」ではなく、自分の「視点」・「言葉」になり、生きていくための資格として、私を助けてくれていると感じます。
もし受験を迷っている人がいるなら、挑戦してみることをおすすめします。


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