40代娘と70代父、どんぐりの背比べから始まった金融リテラシーの話

お金

私の父は70代前半です。
元気なうちに叶えたいことがあるらしく、会えばその話題でもちきり。

そんな父と私が、最近になって
お金の話も、わりとフランクにするようになりました。

きっかけはたしか、
「家(今は父がひとりで住んでいます)って、この先どうなりそう?」
と、私が尋ねたことだったと思います。
(詳しい話は、またの機会に)

それぞれ70年と40年。
投資はおろか、銀行の利子にすら無関心だった親子です。

そんなふたりの金融リテラシーは、
これから、少しずつ変わっていくのでしょうか。


給与明細にはなにが書いてある?

父はかれこれ約50年、私は約20年。
それぞれの勤務先から、毎月お給料の明細書を受け取ってきました。

え、明細には何が載っているかって?
手取りの額でしょ? 税金でしょ?

「そんなこと、知らなくても生きていけるでしょー」と、
見ないふりをしながら、
私たちはずいぶん長いこと、ぬくぬくと過ごしてきたんですね。


人生のフェーズが違えば、お金との向き合い方も違う

「知らないこと」への抵抗感すらなかった私たち。
それで困らなかった時間を、確かに生きてきました。

父のこれからの人生においては、
お金を守ること、そして使うことが大切。

一方で私は、
お金を増やすことにも注力したいフェーズにいます。

同じ親子でも、父と私では生きている時代が違う。
だから私は、もっとお金のことが知りたい。
いや、知る必要があると思うんです。


FP3級で初めて、給与明細が「読めるもの」になった

好奇心に駆られて、ファイナンシャル・プランナー3級の勉強を始めました。

すると、景色が一変しました。
これまで暗号のように感じていた、給与明細や源泉徴収票の数字。
それらが示す意味や状況が、少しずつわかるようになったのです。

社会人を20年以上やってきて、
心の中で「ぼ〜っと生きてんじゃねーよ!」と
自分に喝を入れたくなる気分でした。


教えたがりの父から、質問される立場になった

父は教えることが好きで、
どちらかというと「自分が正解」と思い込むタイプです。

私がFP3級に合格したことを伝え、
具体的な数字や制度の話ができるようになってから、
父は、私に質問するようになりました。

『知識』って、
親子の信頼関係を、そっと支えてくれるものなのですね。


まずは自分から。金融リテラシーは伝染する

父には、いわばディフェンス力――
お金を守るための力を、高めてほしいと思っています。

知ってほしいこと、やってほしいことは、たくさんあります。
でも、生きてきた背景も、これから生きる時代も、考え方も違う。
それもまた、事実です。

だからまずは、私がアップデートを続けること。
その姿が、少しずつでも波及するといいなあ、なんて。

きっと、そう上手くはいきませんね。

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